03-5719-3735 電話相談料:初回無料 面談相談料:初回無料、2回目以降は1時間5000円
お気軽にお問合せください。
営業時間
平日9:30~17:30

隠し子を認知する時の留意点

  1. 弁護士 押見和彦(目黒総合法律事務所) >
  2. 認知に関する記事一覧 >
  3. 隠し子を認知する時の留意点

隠し子を認知する時の留意点

●隠し子を認知する際の留意点
■認知(任意認知)とは
父親が子供を自分の子であると承認し、法律上の親子関係を生じさせることを任意認知といいます(民法779条)。認知の効果として、親権・扶養・相続などの権利義務が子供の出生時に遡って生じます。任意認知は、未成年者・成年被後見人であっても、意思能力があれば行うことができます(民法780条)。もっとも、成年の子・胎児・死亡した子を認知する場合は、父親以外の承諾が必要になる場合があります。

■留意点
隠し子を認知する場合、「家族に知られてしまう恐れがあるではないか」という疑問が生じる方もいると思います。戸籍については、認知後も母の戸籍に属することになりますが、父親の戸籍には身分事項欄に認知の事実が記載されることになります。ただし、転籍などで新しい戸籍が作られた場合には、認知の事実の記載は消えることになります。

目黒総合法律事務所では、認知に関する問題など家族関係の法律問題に関するご相談を承っております。「胎児認知はどのようにするのか」、「隠し子を認知すると戸籍はどうなるのか」など、あらゆる問題について対応しておりますので、お困りの際はお気軽にお問い合わせください。

弁護士 押見和彦(目黒総合法律事務所)が提供する基礎知識

  • 未婚の相手に養育費を請求するには

    未婚の相手に養育費を請...

    未婚の相手に対して、養育費の支払いを請求するためには、まずは相手が自分の子を認知することが不可欠です。...

  • 養育費はいくらもらえるか - 金額の相場

    養育費はいくらもらえる...

    養育費の相場はどのように決定されるのでしょうか。 ■養育費の合意による決定 協議離婚の場合、父母の...

  • 認知のメリットとデメリット

    認知のメリットとデメリット

    認知をした場合、戸籍上に父親の名前が載ることになり、法的な親子関係が結ばれます。 これと同時に、親子関...

  • 面会交流権

    面会交流権

    子どもと一緒に暮らしていない親が子どもと会う権利のことを面会交流権といいます。具体的には特定の日時に子...

  • 認知したら戸籍にはどう記載されるのか

    認知したら戸籍にはどう...

    婚姻していない女性が産んだ子の父が誰であるのかについては、母親は自分で子を分娩・出産しているのに対して...

  • 経済的DVを理由に離婚するには

    経済的DVを理由に離婚...

    ■DVとは DVとは、ドメスティックバイオレンスの略称で、日本語にすると「家庭内暴力」のように訳されま...

  • 不倫相手の妊娠が発覚した場合にとる行動

    不倫相手の妊娠が発覚し...

    ご自身の不倫相手を妊娠させてしまった場合、どのように対処すべきかという問題は、非常に複雑で深刻なお悩み...

  • 息子や娘からのDV(家庭内暴力)にお悩みの方へ

    息子や娘からのDV(家...

    DV(家庭内暴力)と聞けば、親から子どもに対するものや、パートナーから受けるものなどを想像される方が多...

  • 離婚とお金

    離婚とお金

    離婚時には、慰謝料、財産分与、養育費、住宅ローン、婚姻費用分担請求、年金分割などのお金に関することがト...

よく検索されるキーワード

ページトップへ