DV(家庭内暴力)と聞けば、親から子どもに対するものや、パートナーから受けるものなどを想像される方が多いと思います。
しかし、近年では息子や娘など子どもからのDV被害が増えています。
その背景として、在宅介護が進んでいることが挙げられます。
介護による精神的な疲労から、DVが発生するといったケースは少なくありません。
また、介護以外の理由からでも、家庭内暴力が発生していることがあり、家庭内で起きているという事情から発見が遅れるといった特徴があります。
DVには、暴力といった身体的虐待以外にもさまざまなケースが該当します。
具体的には、ネグレクト、心理的虐待、性的虐待、経済的虐待といった種類があります。
ネグレクトとは、介護や生活の世話を行う必要のある親に対して、それを放棄しているケースを指します。
心理的虐待とは、脅したり、侮辱したりすることで、相手の尊厳を傷つける行為のことを指します。
他にも、無視や日常的な嫌がらせが該当します。
性的虐待とは、お互いの合意がない状態で、性的な行為をすることやそれを強要することを指します。
経済的虐待とは、本人の財産を勝手に処理したり、生活に必要な経済的支援を行わないことを指します。
このように、DVにはさまざまな種類があります。
そのため、自身ではDVであると気がつかないことも少なくありません。
上記のようなケースに該当している場合には、迅速に対応する必要があり、DV被害でお困りの際は弁護士に相談することをおすすめします。
弁護士に相談することで、経験と専門的な知見から迅速な解決へと繋がります。
解決への一歩として、まず相手と距離を取るために、シェルター等に一時避難を行う対応が挙げられます。
そして、その後具体的にどのような方針を取るべきか提案することが可能です。
目黒総合法律事務所は、目黒区を中心に、東京都、神奈川県、埼玉県で幅広く活動しております。
電話相談及び面談相談は初回無料で承っております。
DV(家庭内暴力)でお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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